人が辞めても、経理は止めない。— タイの高い離職率に効く経理アウトソーシング
タイでは経理スタッフの離職・転職が活発で、採用しても1〜2年で去ることが珍しくありません。引き継ぎ漏れ・属人化・業務停止のリスクを、アウトソーシングはどう解消するのか。採用との総コストも含めて整理します。

タイの「人が辞める」を前提に、経理を設計する
タイで現地法人を運営して、多くの日系企業がまず直面するのがスタッフの離職・転職の多さです。給与水準が上昇する局面では、より良い条件を求めて1〜2年で職場を変えることは珍しくなく、経理・会計のような専門職も例外ではありません。
採用そのものは、それほど難しくありません。本当の問題は、「辞めたあと」に何が起きるかです。
経理を1人に依存することの、見えにくいリスク
小規模な現地法人ほど、経理を1人の担当者に任せきりにしがちです。平時には効率的でも、その人が辞めた瞬間に、次のような形でコストが表面化します。
- 属人化: 仕訳ルール、取引先ごとの処理、過去の経緯が、すべて本人の頭の中にしかない。退職とともに失われる。
- 引き継ぎ漏れ: 退職までの2週間〜1ヶ月で、完全な引き継ぎは困難。月次・税務の締めと重なれば致命的。
- 業務の停止: 後任の採用・立ち上げには2〜3ヶ月。その間、記帳が滞り、VAT・源泉の申告期限に間に合わないリスクが生じる。
- 内部統制の空白: 入金・支払・記帳を1人が握る体制は、不正の温床にもなりやすい。
日本本社から見ると、これは「現地に任せていたら、ある月から急に数字が上がってこなくなった」という形で表面化します。
「採用」と「アウトソーシング」の総コストを並べてみる
採用のコストは、月給だけでは終わりません。実際には次のものが積み上がります。
- 給与・社会保険・福利厚生・賞与
- 採用コスト(人材エージェント費用、面接工数)
- 教育・立ち上げ期間(戦力化まで数ヶ月)
- 会計ソフト・席・PC などの固定費
- そして退職のたびに、これらが繰り返し発生する
一方アウトソーシングは、こうしたコストとリスクを月額のサービス費用に集約します。採用・教育・退職対応の負担は当社側が引き受け、担当者が替わっても御社の業務フローは止まりません。
アウトソーシングが「長く・安定して」機能する3つの理由
1. 個人ではなく「チーム」で担当する
1人に依存しないため、担当者が休んでも、辞めても、チーム内で業務が引き継がれます。属人化が構造的に起こりにくくなります。
2. 手順とナレッジが「会社」に蓄積する
仕訳ルール、月次クローズの手順、取引先ごとの処理は、ドキュメントとして標準化され、当社に残ります。御社の「経理の記憶」が、人の退職とともに消えることがありません。
3. 専門性とアップデートが途切れない
タイの税制・会計基準(TFRS)・e-Invoice などの制度変更を継続的にキャッチアップするのは、1人の担当者には大きな負担です。チームで対応するからこそ、最新の実務に追従し続けられます。
「全部、外に出す」必要はない — ハイブリッドという現実解
もちろん、現地に経理担当を置く意味はあります。大切なのは、社内に残すべき機能(現場での起票、承認、現金管理)と、外に出した方が安定する機能(記帳、月次クローズ、税務申告、本社向けレポート)を切り分けることです。
当社は「丸投げ」でも「部分的な補完」でも、御社の体制に合わせて設計します。
MIRAI BizLab の経理アウトソーシング
- 月次記帳・試算表作成: クラウド会計を活用し、属人化しない運用を構築
- 税務申告対応: VAT・源泉所得税・法人税を、期限内に
- 本社向けレポート: 日本語・英語で、本社の管理会計に合わせて
- 担当者交代に強い体制: チーム制+手順の標準化で、業務を止めない
- ハイブリッド設計: 社内担当との役割分担も含めてご提案(関連: 会計・税務サービス)
人の入れ替わりが前提のタイだからこそ、**「人に依存しない経理」**が、結果としていちばん安定します。
まずは、現状をお聞かせください
「経理担当が辞めそう」「採用すべきか、外に出すべきか迷っている」——そんな段階でも大丈夫です。30分の無料相談で、御社の規模・体制に合わせた最適な形を一緒に整理します。
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